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風猫通り三番地ニノ二十三

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路地裏っぽい人が屋根の間の空を見上げる場所。

Kanon(京都アニメーション版)

ぶっ通しで見ました。
いやー泣いた泣いた。
オジサンもうだめかもしらん。

気の利いた事が書けないので気に入った部分を箇条書き。

1.原作イメージを大切にする制作方法
 まぁこれはどこでも語られていることなので。
 原作のイベントCGシーンは全部再現されてて、見る時ニヤニヤ
 それに加え スタッフが実際見たかどうかはさておいても、
 東映版やAirが結果的にたたき台になったというのもよかったんではないでしょうか

2.ディティールの追加
 原作の鍵ゲーは余計なディティールをほとんど描写しないことによって
 詩的な雰囲気を醸成しているようでしたが
 その辺きちっと描くところは描き、咀嚼した上で選んでいるというのがよく分かりました。
 車いすとか、交通事故(!)、介護の現場とかね。

3.クオリティの維持
 まぁこれは京アニの勝利でしょうかね。
 全く別の作品で原作ファンなの」ロケガを見てるんですが、面白い面白くない以前に
 作画が気になって集中出来ないというのは辛いもんです
 ただ、Kanonは落ち着いた芝居の方が好きなので、舞編の剣戟とかは過剰に見えたけど;

あ、見る前にネタバレでアニメオリジナルキャラのことをしってしまっていたので
そこは驚きが無くて残念でしたねー
どう見ても朝比奈みくるだけどww

不満点もない訳じゃないけど、(終盤直前のU1の行動とか)
でもまぁ望みうる限りのアニメ化だったのではないかと。
そもそも一度アニメになった作品がこんな短期間にこのクオリティでリメイクされることが
奇跡としかいいようがない。
奇跡を描く事それ自体がチープとしか思われないこの業界の現状において、
今回のKanonっつーのは、それこそUFOキャッチャーの天使人形の様に、
大半の人によってはどーでもいい、でも一部の人には何年も前に埋められた
タイムカプセルみたいなもんじゃなかったのかな、と。
そんなことを思った次第です。

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ところで風呂のボイラーが壊れたらしく、湯が出ません。
風呂に入れん・・・。
by kazasiro | 2007-05-05 21:30 | 雑記

by 風城一希