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風猫通り三番地ニノ二十三

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路地裏っぽい人が屋根の間の空を見上げる場所。

墓つくり

 5月に、死んだじいさんが十三回忌を迎える。
 うちはいろいろややこしい経緯があって墓が今まで無かったんだけど、今回が区切りということで新しく墓を作ることになった。んで、1月の中頃ぐらいに、先祖のことを調べに田舎の方まで出向いたりしたわけで(一族の家紋とかもわかんなかったし)。
 ひいじいさんや、さらにその上の人たちの墓も初めて見た。もう土に埋もれつつあったり、字が読めなかったりしているのもあったりして、時間という物を感じた次第。
 でも、今後は別の場所に立てる新しい墓がうちの墓になる。
 場所的にはとてもいいところだ。
 うちは、相当釣り合わないぐらい立派なお寺の檀家だったりする。墓が建つ予定の場所は高台で、瀬戸内海が一望できる。今住んでる場所よりはよっぽどいい感じ。墓場だけど。
 でも、最近になって突然っぽくこの手の話に熱心になった親が、「先祖代々大切にしないとならん」とか「この墓に一族みんな入るんだ」とか強調されると、なんだか気分が削がれるのは事実。正しいことだと思うんだけどね。もちろん第一義的にじいさんのためなんだけど、自分が入る墓を自分で準備するというのはどうにも妙な感じだ。備えあれば憂いなし、か。あ、全国で放置されてる墓が増えてるそうですよ。みなさん、作った物はきちんと管理しましょうね。

 ちなみに僕と同じ名前を持つ一族は「丸に違い鷹羽」というのを使っている。
 でも調べたら結構人気のある家紋らしく、特に墓を作る際に指定される家紋の中では一番多く墓屋に注文されるものらしい。本名がかなりマイナーなのでもっと特殊なのかなと思ってたよ。
by kazasiro | 2009-02-21 19:27 | 雑記

by 風城一希